映画記録(レビュー): 「市子」2023.12.8公開

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🎞𝙏𝙞𝙩𝙡𝙚
#市子 [2023.12.8 公開 125M]

⭐️𝙨𝙞𝙩𝙪𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣
何か現代社会の問題に
向き合いたい時

💡𝙨𝙖𝙡𝙚𝙨 𝙘𝙤𝙥𝙮
すべては、生き抜くために。

📕 𝙨𝙩𝙤𝙧𝙮
恋人の長谷川からプロポーズを受けた次の日、
突然行方をくらました市子。
長谷川は市子の居場所を探す中で、
彼女の人生にまつわるさまざまな事実を
知ることとなる・・・

🗣𝙘𝙤𝙢𝙢𝙚𝙣𝙩
〈☝️①:杉咲花氏のための作品〉
杉咲花さん、いつまにか
やはり凄く大人になられていて驚いた。
眼差しが以前のあどけなさが無くなっている。

プロポーズを受けて
ボロボロ涙を流しながら
こぼれ落ちるように「嬉しい」と
言葉を発するお芝居はリアルすぎて圧巻。
嬉しさもあるが自分の境遇がバレてしまう・・・
境遇がバレると
この幸せな日常が奪われてしまうのでは?
そういった複雑な感情を見事に表現されていた。

〈☝️②:過去を繰り返し見せて主人公の実態を
    明かしていく手法〉
小学時代の友人・高校時代の恋人&同級生・現在の恋人
時を戻してそれぞれの絡みを描いて
市子の実態を見せていく手法。

過去の出来事を
何度も繰り返しているからなのか
市子が無戸籍で・・・虐待にもあい・・・
その境遇によって人を殺してしまい・・・
という過去にあった事実だけを
ひたすら見せられているように感じた。
そのため物語としての展開は
あまり感じられなかった。

事実だけではなく
もう少し奥の深い部分も
描けたんじゃないかと思ったりしたが
これは、そういう市子という人の事実を
見せられればそれでOKだったのかなぁと。

〈☝️③:親ガチャ失敗で負の人生を得た市子〉
なぜ無戸籍になる人が現れるのか?という
ロジックが簡単に分かる映画だった。

市子は可哀想な人生だけど
果たして可哀想だけで済まされるのか?
自分が生き抜くための手段として
人の命を奪うことを選択してしまう
市子は欲の塊なのではないか。
単なる悲劇のヒロインではなく
ダークヒロインとも捉えられる。

💃🏻𝙨𝙩𝙪𝙛𝙛 𝙖𝙣𝙙 𝙘𝙖𝙨𝙩🕺🏻
監督 : #戸田彬弘
脚本 : #戸田彬弘
出演 : #杉咲花
#若葉竜也
#中村ゆり
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#渡辺大
#宇野翔平
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